- ABOUT US -
お店の紹介
Offering speciality breads and sweets since 2015
オーナーの紹介
有山 薫(ありやま かおる)
1972年 神奈川県座間市にて誕生
1997年 東京農工大学工学研究科応用分子化学専攻博士前期課程修了
1997年 農林水産省入省 農林水産消費技術センター横浜センター配属
タンパク、脂質、保存料、残留農薬、重金属など様々な食品分析を担当
2001年 食品総合研究所分析研究室に異動
食品の無機成分分析、長ネギの産地判別技術の開発
2004年 (独)農林水産消費安全技術センター本部に異動
タマネギ、乾シイタケなどの食品の産地判別技術を開発し、表示のチェックに利用
2008年 (財)日本穀物検定協会に転職
穀物の無機成分分析、産地判別技術の開発
農学博士(信州大学)取得
2013年 東京理科大学客員准教授を兼務
2014年 レコールバンタンキャリアカレッジに入学
仕事をしながら、製パンについて学ぶ。
2015年 アイベーカリーのオーナーに転職
子供の頃からパン好きで、北海道から沖縄までの日本国内に留まらず、ヨーロッパを中心に海外22ヶ国を訪れ、様々なパンとお菓子を食べてきました。15年ほど前から趣味でパンとお菓子を作るようになり、研究者として科学的な観点から材料、調理・加工を理解し、作ってきました。
何故ここでベーカリーを開業?
2015年5月に、こま武蔵台ショッピングセンター内でパンとお菓子を製造販売するお店を開業することになりました。何故研究者を辞めて、ここでお店を開くのか?山歩きが好きで、3年ほど前に初めてこちらに来ました。山から下りてきて高麗駅に着きましたが、駅前にはお土産物屋はもちろんのこと、食品店すらありませんでした。ショッピングセンターに行くと、がらんとしていて小さな食品スーパーしか買い物をできる店がない状況でした。その後、春や秋に巾着田にお花を楽しむために来るうちに、とても魅力的な地域であることが分かりました。山や川などの自然資源、栗やはちみつ他、様々な農産物資源が豊富で、次第に魅力にとり憑かれていきました。しかし、残念ながらこうした資源が活かされておらず、もったいないと思うようになりました。武蔵台はお店が少ない状況で住民も不便を感じていることを知り、ここでベーカリーを開業してパンとお菓子を提供すれば、住民に喜ばれるのではないか。また、地元の素材を使った魅力的な商品を販売すれば、もっと地域外から人を呼び寄せることができるのではないかと思いました。この思いを実現する為、ベーカリー開業を決断しました。
お店の目標
地域の人に愛され、地域外の人にも愛されるお店になる。
①パンとお菓子で地域の人に健康と幸せを提供する。
②地域外のファンを増やして地域を活性化することで共に豊かになる。
商品は?
①出来るだけ地元の方が作った農産物及び加工品を使うつもりです。
②食事パンは油脂や糖類は控えめにして、全粒粉など栄養価の高い素材を使った商品
③シンプルで分かりやすい味のパンとお菓子
④他のお店にはない遊び心のある商品
⑤期間限定品、新商品など、来店して選ぶ楽しみを提供したいと考えています。
どういうお店?
①地元の方に働いてもらい、地元に密着したお店にしたいです。
②これまで食に関わる仕事をしてきました。元研究者として、食品の安全性、栄養面については科学的な観点から判断できます。流行やうわさに惑わされない、安全で健康的な商品を提供するお店にします。
オーナーの思い
素晴らしい資源があるにも関わらず生かされず、過疎化、人口減少、衰退が進んでいる地域がたくさんあります。縁あって高麗にベーカリーを開店し、地域の活性化を目指していきました。新参者が一方的に思いを募らせて行動しても簡単には上手く行かないのは承知しています。でも、元々の住民が気付かない資源を見つけ出し、これまでに無い行動を起こせるのは新参者しかいません。全ての住民の理解を得ることは不可能ですが、支えて下さる仲間を増やして夢の実現に向けて精一杯やってきました。
成功するかどうか分かりませんが、他の地域でも私のような挑戦者が社会のために行動を起こせば、きっと成功する方も出てくると思います。そうした成功事例を他の地域にも応用することは可能です。挑戦者がたくさん出てくることを望みます。成功するか否かは住民の協力如何にかかってきます。私一人でこのようなだいそれた事を実現することは不可能ですので、住民の賢明な行動を期待してきました。
閉店元んと一緒に地域の活性化に貢献したいと思いますので、ご支協力、 これまでご来店、ご支援して頂き本当にありがとうございました。
地域の活性化=観光客招致を目的にやってきましたが手を付けrることができず、やむなく撤退することになりました。
地元の方に喜んで頂いているだけに本当に残念です。でも、オーナーである私が出来ることは全て行い、命懸けで取り組んできましたので悔いはありません。
この地域は超高齢化社会が目前に迫っています。これまでの人口推移が続けば、現在働く人4人で1人の高齢者を支えていますが、14年後には1人で1.2人の高齢者を支えることになります。市で最も人口が多い地域がこのような状況になればどうなるか…早めの対応を期待します。
私の呼びかけが届いて住民が動き出したのはとても嬉しいです。住民自身がやらないといけませんので、私は身を引いて外から応援しています。困難が伴うと思いますが、協力して良くしていって欲しいです!!